年賀状と喪中の時などの対応

aN112_penwomotujyosei500喪中の時は、
新年の挨拶を遠慮させて頂く旨を
喪中はがきを送付してお知らせします。

それでも、どうしても1年の一度の
ご挨拶をさせて頂きたかったり、
近況を知らせたい場合もあることでしょう。

そんなときには、
一般に1月7日までを「松の内」と言いますが、
この「松の内」を過ぎてから
寒中見舞いを送付したら良いでしょう。

今回は、年賀状を出していない人から
年賀状が届いた場合や、喪中にまつわる
年賀状のマナーをご紹介いたします。

Sponsored Link

 

 

◎ 年賀状を出していない人から年賀状が届いたら

自分が年賀状を出していない相手
の人から年賀状が届くことがあります。

この場合、その人に年賀状を
出さなかったことよりか
その届いた年賀状に対して
返事を書かないことの方が
失礼な行為になります。

1月7日までの松の内
年賀状が相手に届くことが可能ならば
年賀状として返信しましょう。

もしも「松の内」に
間に合わないようでしたら
寒中見舞いを送りましょう。

年賀状の発送が遅れた理由は
特に書く必要はありません。

けれども、頂いた年賀状に対する
お礼の気持ちを書きます。

ただし、相手が目上の人などの場合は
かえって失礼になる可能性がありますので、
普通の年賀状として書いた方が良いでしょう。

 

 

◯ 年賀状を出していない人から年賀状が届いた場合の文例

 

● ご丁寧な年賀状ありがとうございました。ご挨拶が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。

● 新春のご祝詞を頂戴しながらご挨拶が遅れ、誠に申し訳ございません。

Sponsored Link

 

 

◎ 喪中はがき(年賀欠礼状)が届いたら

 

喪中はがきが届いて、
驚かれることもあることでしょう。

喪中を知らなかった場合は、
その書状を送って頂いたお礼とともに、
お悔やみの言葉も加えて
返信させて頂いたらよいでしょう。

1月7日までの「松の内」が明けた後
「寒中見舞い」として返信するのが一般的です。

また、「喪中見舞い」として
はがきを返信することが
最近では多いようです。

季節を問わず、
この「喪中見舞い」
送ることができます。

添え書きに、お悔やみの気持ちを、
手書きのメッセージに込めて書いて
伝えるとよいでしょう。

 

 

◎ 喪中と知らずに年賀状を出してしまったら

 

◯ 年内に喪中が分かった場合

 

年賀状を投函してから
行き違いで「喪中はがき」が届いたり等して
相手の方の喪中が年内に分かった場合は、
年内に間に合うようでしたら
すぐにお詫びの連絡をしましょう。

このときの書状は、時候の挨拶は省き、
自分の非礼をお詫びする言葉を
まず書きましょう。

1月7日までの「松の内」が明けた後
お悔やみを含んだ「寒中見舞い」など
の書状を、あらためて出しましょう。

 

 

◯ 年明けに喪中が分かった場合

 

年賀状を送った相手から、
年明け後に「寒中見舞い」などで
喪中であることが分かった場合は、
すぐにお詫びお悔やみとを兼ねた
返信の書状を送りましょう。

「年内」「年明け」のいずれの場合も、
「賀」などのおめでたい文字は
入らないように注意しましょう。

喪中と知らずに年賀状を
出してしまった場合の書状で
間違えやすいものを例としてみました。

 

◯正しい例  ☓間違った例

 ご服喪中とも存じませず、年始のご挨拶を差し上げてしまい大変失礼いたしました。
 ご服喪中とも存じませず、賀状を差し上げてしまい大変失礼いたしました。

 △△様のご逝去のことを存じ上げなかったとはいえ、年始のご挨拶を差し上げ、たいへん失礼致しました。
 △△様のご逝去のことを存じ上げなかったとはいえ、年賀状を差し上げ、たいへん失礼致しました。

 

 

 

◎ 喪中に年賀状が届いたら

 

app_huruipost500喪中に年賀状が届いたら
年賀状へのお礼と、
故人を明らかにして喪中の旨を伝える
内容の返信をしましょう。

1月7日までの「松の内」が明けた後
「寒中見舞い」「挨拶状」として送ります。

やはり「賀」などのおめでたい文字は
入らないようにし、
日付も「元旦」としないで、
投函した日の日付を入れます。

 

 

◯ 喪中に年賀状が届いたら場合の文例

 

● この度はご丁寧なご挨拶をいただき、恐れ入ります。

● この度はご丁寧なお年始状を賜り、有り難く存知ます。

 

 

◎ 故人に年賀状が届いたら

 

亡くなった方に宛てた年賀状が
届いてしまいましたら
故人が亡くなった旨の連絡が
行き届かなかったことへの非礼をお詫びし、
故人とのお付き合い感謝する言葉を添えた
返信をしましょう。

1月7日までの「松の内」が明けた後
寒中見舞いや「挨拶状」として送ります。

 

 

◯ 故人に年賀状が届いた場合の文例

 

● 故人に代わりまして生前のご交誼に対し御礼申し上げます。

 

Sponsored Link

 

おすすめ記事

コメントを残す




Menu

HOME

 TOP