和食の食べ方7つの間違い

和食」の献立の基本は
「一汁三菜」とされてます。

「一汁三菜」とは、
「ご飯」「汁物」「香の物(漬物)」に、
「お菜」をいくつか組み合わせます。

「お菜」とは、
「煮物」「魚料理」「肉料理」などです。

この世界に誇る食文化の「和食」は
2013年12月に
「ユネスコ無形文化遺産」に
登録されました。

その「和食」の食べ方マナーが、
最近、乱れてきている
と言われています。

「迷い箸」や「立て箸」、
「合わせ箸(箸渡し)」をされる方は
いらっしゃらないと思いますが、
意外とやってしまう
「和食」の食べ方マナー
7つの間違いを、ご紹介いたします。

Sponsored Link

 

 

【間違ったマナーその1】
焼き魚を、ひっくり返す。

 

a0002_011889一尾まるごとの焼き魚を
表側の身を食べ終わってから
反対側を食べようとする時に
裏返しにするのは、
間違った食べ方になります。

表側から骨を外して、
魚を裏返さないで残った身を食べるのが
正しい食べ方です。

 

 

【間違ったマナーその2】
香の物(漬物)をご飯の上にのせる。

 

梅干しなどの漬物を
ご飯の上にのせて食べると
食べやすいのですが、
これは、見苦しい行為に当たり
マナー違反になりますので
注意しましょう。

 

 

【間違ったマナーその3】
器を、置いたまま食べる。

 

丼物は重いせいもあり、
テーブルに置いたままで
ついつい食べたりしがちです。

けれども、ご飯やみそ汁の器は、
手に持って食べるのが
あくまでマナーですので、
注意しましょう。

Sponsored Link

 

 

【間違ったマナーその4】
箸を持ったまま、器を持つ。

 

一般に「にぎり箸」と言うと
箸を持ち慣れない幼児に多く見られ
を鷲掴みで持って使うことを言います。

これもマナーとしては良くないですが
器を持っている側の手で
箸を握り持つ所作も「にぎり箸」と言い
マナー違反になります。

たとえば、ご飯茶碗を片手で置く時に、
箸を握ったままの手で、
味噌汁の器を持ち上げたりすることです。

次の器を持つ時には
一度、箸を置いた方が良いでしょう。

 

 

【間違ったマナーその5】
箸を、器の上に置く。

 

箸休めの時に、箸を茶碗の上に
置いたりする所作を「渡し箸」
言い、マナー違反になります。

正しいマナーは、
箸置きに置くことですが、
普段、自宅や食堂などで食べる時に
箸置きを使用しないことが多いので
注意しましょう。

 

 

【間違ったマナーその6】
箸を、逆さにして使う。

 

a0001_005523大皿料理や鍋料理などを
みんなで食べている場合で、
テーブルの上にある共有の器から
自分が食べる料理を取り皿に移す時、
今まで自分が口に入れていた
箸の先を使用することを避け、
箸を逆さにして、反対側のきれいな先を
使う所作をすることがあります。

一見、正しいマナーのようですが、
実はマナー違反になってしまいます。

正しいマナーは、取り箸を使います。

そうは言っても、「逆さ箸」
親しい間柄では、しばしば見られます。

そんな場合は、一言断って
「逆さ箸」を使ってもいいかもしれません。

 

 

【間違ったマナーその7】
箸を、ナイフとフォークのように使う。

 

お箸を一本ずつ両手で持ち、
まるで、ナイフとフォークのようにして、
二本の箸で料理をちぎる行為を
「ちぎり箸」と言います。

固い肉などで、箸を入れても
切りにくい料理は
「ちぎり箸」で切りたくなるようです。

けれども、マナー違反なので、
二本の箸を使って
少しずつ切っていきましょう。

 

この原稿を作成しながら
筆者自身も、心当たりの所作があり
かなり、ギクッとしましたので
注意したいと思います。(汗)

Sponsored Link

 

コメントを残す




Menu

HOME

 TOP